2020.01.18 Saturday/ |
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今回も平日休みの嫁さんと二人です。
登山口行きの翌朝の始発のバスに間に合うように
滋賀県を前日の夜に出発し、あまり通ったことのない新東名高速を通って
早朝に山梨県の奈良田の駐車場に到着。土日はかなり一杯になるようですが、平日なのでガラガラ。
この先はマイカー規制のため、
8:42発の始発のバスに乗って、登山口の広河原まで向かいます。 料金は大人片道1030円でした。
40分ほどバスに揺られて(山道なのでカーブも多く本当に揺れが凄いです)
9:25頃に広河原のバス停に到着。
9:40くらいにいよいよ登山開始。今日の目的地の北岳らしき山が見えます。ここから1500m以上登ります(結構遠い)
広河原山荘の横を通って、しばらくは樹林帯を抜けていきます。
連日の猛暑で外界では35℃〜38℃ですが
さすがに登山口でも標高が1520mあるので、
外界よりはかなり涼しい筈ですが、朝からもう暑いです。
今回は縦走ということで水分を多めに持ってきている (水5L+水分補給ハイドレーション2L)
ということもあり、荷物も今までにない程重いです。
たぶんトータルで25kgほどありそうです。
白根御池小屋まではコースタイムで2時間半ほどでしたが
かなりゆっくり進んだので、コースタイム通り12時ころに到着。
蒸し暑さでかなり疲弊しましたが、周りの登山者もかなりお疲れの様子でした。
お昼ご飯を作って、ココからさらに急登の草スベリを抜けていきます。
向かいの鳳凰三山もキレイに見えました。
尾根までもう少し
小太郎尾根に出ると、甲斐駒ケ岳がどど〜んと出現。
昨年登った、南アルプスの女王、仙丈ヶ岳
尾根道に出るとあとは比較的平坦なルートになります
気持ちの良い稜線歩きを暫く進むと、
本日の宿泊地の北岳肩ノ小屋が見えてきた。
受付をして、テントを張りましたが
流石に人気の山だけあって、テント場が広いです。
ここまで頑張って重たい水を担ぎ上げてきましたが
小屋の前に水が売っていてしかも安い!!
次来ることがあれば、水はココで買います!!
まあ、よいトレーニングになりましたが・・・
この日は雲が多く、残念ながら北岳山頂方面や富士山方面は
まったく眺望が望めませんでしたが、
富士山が見えるであろう場所を確保して早めに
晩御飯を食べて、就寝することに。
ビールを飲もうか迷いましたが、さすがに3000mはある高山なので
ノンアルコールビールにしました(500円)
【二日目】 朝から晴れて雲も少なく、富士山が遠くに霞んで見えました。
縦走二日目のこの日は距離も短いので
優雅に富士山を眺めながら朝食を食べて、
きれいなシルエットの鳳凰三山も眺めつつ
朝8時ころにのんびり出発。
まずは南アルプス最高峰で日本で二番目に高い北岳を目指します。 北岳の肩からは、20分ほどのようです。
昨晩泊まったテント場は、さすがにこの時間は誰もテント張ってません
午前中は比較的雲も少なく、遠くまで見渡せて最高の景色です。
八ヶ岳方面や、
遠く北アルプスの穂高連峰や立山なんかも眺められます。
3193mの北岳に到着。
気温もちょうど良くて全然寒くないです。富士山もよく見えます。
そこから次のピークの間ノ岳(あいのだけ)を目指します。
北岳からは約3時間ほどの道のり。
縦走登山は尾根に出てしまえば、あとはひたすら稜線歩きが続くので、
楽だし景色もよいし最高です。
北岳山荘へは1時間半ほど
昨日は本当に疲れましたが、二日目はラクラクです。
北岳山荘ではヘリが荷降ろしをしていました。
山小屋泊の団体さん(40人くらい?)が一斉に下山していきましたが
夏山の人気の山なので、平日にもかかわらず、登山者がとにかく多いです。
12時前には標高3190mの間ノ岳に到着
奥穂高岳と並んで、日本第三位の高さらしいですが、地味です。
昼食を食べて1時間ほどノンビりしてから出発。
昼過ぎからは雲が多くなってきて景色が良くないんですが、
日差しがマシなのでかなり涼しく、逆にありがたかったりします。
夏の稜線歩きは、日差しが強く、一日中となると体力もかなり消耗します。
曇ってくると何故か現れる、雷鳥にも遭遇。
しかも親子で可愛いヒナも数羽一緒でした。
農鳥岳の手前の農鳥小屋に着いた頃
かなり雲行きが怪しくなり、急いでテントを張って中に入ると
ポツポツと雨が降り出してきた。
幸いその後、本降りにはならず。
夜にトイレに起きると、、天の川がキレイに見られました。
【三日目・最終日】 この日は農鳥岳を登ってから、稜線を降りて、
車を駐めている奈良田の駐車場を目指します。
コースタイムで約8時間40分の道のり。
暑さもあり、ハードな一日になりそうです。
朝4時には起床し、朝日を見ながら朝食を食べ
5時には出発しました。
農鳥小屋とテン場、その向こうは間ノ岳
西農鳥岳を経て、標高3026mの農鳥岳へ。
山頂からは昨日登った間ノ岳と北岳も見えました。絶景です。
3000m峰の白峰三山をこれで制覇です。
大門沢下降点からは稜線から見える富士山ともお別れ。
ここから針葉樹林帯に入ると、眺望もあまりないので
ひたすら登山道を降りていきます。
暑さでやられましたが、途中から川沿いの道になり
水浴びしながら進みました。
川の中を進んだり、
丸太橋やアスレチックなルートも多く
約4時間くらいの道のりを飽きずに進んで行けました。
お昼すぎには駐車場に到着しましたが
さすがに疲労困憊で、帰りに近くの奈良田温泉で汗を流してさっぱりして帰宅。
暑さもきつくてハードでしたが、縦走は達成感がありますね。
今度はもう少し涼しい季節にも来てみたいです。
今回の主な登山装備: 私の75Lザック/嫁の80Lザック/MSRテント/調理器具/MSR鍋 プラティパス2L水筒/ナルゲン1Lボトル/トレッキングポール
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