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2018.7.18〜20 白峰三山縦走(北岳・間ノ岳・農鳥岳)
category: 南アルプス | author: オオケン

約一ヶ月ぶりの山行

 

あまり来たことのない南アルプスを

 

二泊三日で縦走してきました。

 

P7201289.jpg

今回も平日休みの嫁さんと二人です。

 

登山口行きの翌朝の始発のバスに間に合うように

 

滋賀県を前日の夜に出発し、あまり通ったことのない新東名高速を通って

 

早朝に山梨県の奈良田の駐車場に到着。土日はかなり一杯になるようですが、平日なのでガラガラ。

P7180994.jpg

 

この先はマイカー規制のため、

 

8:42発の始発のバスに乗って、登山口の広河原まで向かいます。

P7180992.jpg

料金は大人片道1030円でした。

 

40分ほどバスに揺られて(山道なのでカーブも多く本当に揺れが凄いです)

 

9:25頃に広河原のバス停に到着。

P7180996.jpg

 

9:40くらいにいよいよ登山開始。今日の目的地の北岳らしき山が見えます。ここから1500m以上登ります(結構遠い)

P7180997.jpg

 

 

広河原山荘の横を通って、しばらくは樹林帯を抜けていきます。

 

連日の猛暑で外界では35℃〜38℃ですが

 

さすがに登山口でも標高が1520mあるので、

 

外界よりはかなり涼しい筈ですが、朝からもう暑いです。

P7180142.jpg

 

今回は縦走ということで水分を多めに持ってきている

(水5L+水分補給ハイドレーション2L)

 

ということもあり、荷物も今までにない程重いです。

 

たぶんトータルで25kgほどありそうです。

 

白根御池小屋まではコースタイムで2時間半ほどでしたが

 

かなりゆっくり進んだので、コースタイム通り12時ころに到着。

P7181009.jpg

 

蒸し暑さでかなり疲弊しましたが、周りの登山者もかなりお疲れの様子でした。

 

お昼ご飯を作って、ココからさらに急登の草スベリを抜けていきます。

P7181013.jpg

 

向かいの鳳凰三山もキレイに見えました。

P7181015.jpg

 

尾根までもう少し

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小太郎尾根に出ると、甲斐駒ケ岳がどど〜んと出現。

P7181022.jpg

 

昨年登った、南アルプスの女王、仙丈ヶ岳

P7191069.jpg

 

 

尾根道に出るとあとは比較的平坦なルートになりますP7181034.jpg

 

気持ちの良い稜線歩きを暫く進むと、

 

本日の宿泊地の北岳肩ノ小屋が見えてきた。

 

 

受付をして、テントを張りましたが

 

流石に人気の山だけあって、テント場が広いです。

 

ここまで頑張って重たい水を担ぎ上げてきましたが

 

小屋の前に水が売っていてしかも安い!!

P7191065.jpg

 

次来ることがあれば、水はココで買います!!

 

まあ、よいトレーニングになりましたが・・・

 

 

この日は雲が多く、残念ながら北岳山頂方面や富士山方面は

 

まったく眺望が望めませんでしたが、

 

富士山が見えるであろう場所を確保して早めに

 

晩御飯を食べて、就寝することに。

 

ビールを飲もうか迷いましたが、さすがに3000mはある高山なので

 

ノンアルコールビールにしました(500円)

 

 

 

【二日目】

朝から晴れて雲も少なく、富士山が遠くに霞んで見えました。

P7191044.jpg

 

縦走二日目のこの日は距離も短いので

 

優雅に富士山を眺めながら朝食を食べて、

P7191055.jpg

 

きれいなシルエットの鳳凰三山も眺めつつ

P7190158.jpg

 

朝8時ころにのんびり出発。

 

まずは南アルプス最高峰で日本で二番目に高い北岳を目指します。

P7191050.jpg

北岳の肩からは、20分ほどのようです。

 

昨晩泊まったテント場は、さすがにこの時間は誰もテント張ってません

P7191075.jpg

 

午前中は比較的雲も少なく、遠くまで見渡せて最高の景色です。

 

八ヶ岳方面や、

 

遠く北アルプスの穂高連峰や立山なんかも眺められます。

 

 

3193mの北岳に到着。

P7191095.jpg

 

 

気温もちょうど良くて全然寒くないです。富士山もよく見えます。

P7190182.jpg

 

そこから次のピークの間ノ岳(あいのだけ)を目指します。

 

北岳からは約3時間ほどの道のり。

P7190191.jpg

 

縦走登山は尾根に出てしまえば、あとはひたすら稜線歩きが続くので、

 

楽だし景色もよいし最高です。

 

北岳山荘へは1時間半ほど

P7190199.jpg

 

昨日は本当に疲れましたが、二日目はラクラクです。

 

北岳山荘ではヘリが荷降ろしをしていました。

P7191113.jpg

 

山小屋泊の団体さん(40人くらい?)が一斉に下山していきましたが

 

夏山の人気の山なので、平日にもかかわらず、登山者がとにかく多いです。

 

12時前には標高3190mの間ノ岳に到着

 

奥穂高岳と並んで、日本第三位の高さらしいですが、地味です。

 

昼食を食べて1時間ほどノンビりしてから出発。

 

 

昼過ぎからは雲が多くなってきて景色が良くないんですが、

 

日差しがマシなのでかなり涼しく、逆にありがたかったりします。

 

 

夏の稜線歩きは、日差しが強く、一日中となると体力もかなり消耗します。

 

曇ってくると何故か現れる、雷鳥にも遭遇。

P7191135.jpg

 

しかも親子で可愛いヒナも数羽一緒でした。

P7191134.jpg

 

 

農鳥岳の手前の農鳥小屋に着いた頃

 

かなり雲行きが怪しくなり、急いでテントを張って中に入ると

P7190222.jpg

 

ポツポツと雨が降り出してきた。

 

幸いその後、本降りにはならず。

 

夜にトイレに起きると、、天の川がキレイに見られました。

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【三日目・最終日】

この日は農鳥岳を登ってから、稜線を降りて、

 

車を駐めている奈良田の駐車場を目指します。

 

コースタイムで約8時間40分の道のり。

 

暑さもあり、ハードな一日になりそうです。

 

朝4時には起床し、朝日を見ながら朝食を食べ

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5時には出発しました。

 

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農鳥小屋とテン場、その向こうは間ノ岳

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西農鳥岳を経て、標高3026mの農鳥岳へ。

 

P7200248.jpg

 

 

山頂からは昨日登った間ノ岳と北岳も見えました。絶景です。

P7201262.jpg

 

3000m峰の白峰三山をこれで制覇です。

 

大門沢下降点からは稜線から見える富士山ともお別れ。

P7201289.jpg

 

ここから針葉樹林帯に入ると、眺望もあまりないので

 

ひたすら登山道を降りていきます。

 

暑さでやられましたが、途中から川沿いの道になり

 

水浴びしながら進みました。

 

川の中を進んだり、

 

丸太橋やアスレチックなルートも多く

 

約4時間くらいの道のりを飽きずに進んで行けました。

P7200277.jpg

 

お昼すぎには駐車場に到着しましたが

 

さすがに疲労困憊で、帰りに近くの奈良田温泉で汗を流してさっぱりして帰宅。

 

暑さもきつくてハードでしたが、縦走は達成感がありますね。

 

今度はもう少し涼しい季節にも来てみたいです。

 

 

今回の主な登山装備:

私の75Lザック/嫁の80Lザック/MSRテント/調理器具/MSR鍋

プラティパス2L水筒/ナルゲン1Lボトル/トレッキングポール

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